2019年度第8回執行委員会議事録

           2019年度第8回執行委員会議事録

                            青山学院大学教職員組合
                            中央執行委員長 橋本 秀美

日時 : 2019年7月17日(水)17時35分~18時50分

場所 : 青山キャンパス:1173番教室(11号館7階)
     相模原キャンパス:E-101番教室(E棟1階)

出席者:(文)髙橋,金子,加藤(詩),山崎,菅頭 (教人)繁桝,鈴木 (経済)吉田,元山 
       (経営)永井 (法)楊,COOP (理工)竹内,坂本,松谷,大内,横田, ロペズ
       (国政)森田(充), BOYD, 鶴田  (総文)竹内(孝)  (社情)村田, Lambacher
       (短教)趙,清水,西山 (コミ)山田 (短職)久米 
       (本部)加藤(力),穴井, 傳農   (大青)菅原,花島,松田,久保,朝比奈,安東 
       (大相)五十嵐,宮川 (三役推薦)高松,須田 
       (三役)橋本委員長,齋藤副委員長, 森田副委員長,安藤書記長

委任状:(短職)阿部  (セカ)山本,齋藤(水) (本部)三好 (大青)井手 
       (大相)佐々野,脇坂  (三役推薦)神田,矢吹

欠席者:(経営)塩澤  (総文)中野  (大青)渡邊(香),土居 


議題:

※議題の入れ替え

4.2020年度三役選挙予備選挙の件

 安藤書記長より、【資料19-8-9】に基づき、組合選挙規則に則り選出された予備候補者4名
の紹介があり、その場で拍手をもって三役候補者として承認された。
 
 また、今後のスケジュールについてもあわせて紹介がなされた。

 委員長候補   北村 文昭 氏 (教育人間科学部教員支部)
 副委員長候補  永井 忠孝 氏 (経営学部教員支部)
 副委員長候補  森田 直之 氏 (大学青山職員支部)
  書記長候補   鳥海 貴裕 氏 (大学青山職員支部)

 
1.議事録の確認【資料19-8-1】

2019年度第7回執行委員会議事録について確認後、承認された。



2.報告事項
(1)春季要求提出について

 橋本委員長より、【資料19-8-2】に基づき、7月16日付にて要求書を提出した旨報告があった。
前回示した要求案に①内部監査の在り方についての質問、②実態が不明なアドバイザーについての
情報開示、③東京私大教連の資料によると、本学は大手私大の平均月例賃金より低い賃金水準であ
るためベースアップをすること という要求項目・要求の趣旨を新たに追加した旨補足された。

(意見)旅費について、特に指定都市ではかなり宿泊費が高くなっている現状があるため、宿泊費
    の見直しを要求してほしい。

(回答:森田給与対策部副部長)今回の要求では、指定都市とその他というように分けてはおらず、
    一律増額及び役職による宿泊費格差を無くすことを要求している。

 上記意見について、団体交渉の質疑の中で確認しつつ要求をしていく旨確認された。

 
(2)団体交渉について
 齋藤副委員長より、7月9日に短大助教の雇用に関する問題について団体交渉があり、組合として
弁護士の意見書および当該教員からのレポートを渡し三役としても意見を述べ、今後も団体交渉を
要求し雇用継続を求めるべく備えていく旨説明された。




(3)事務折衝について

 橋本委員長より、【資料19-8-3】に基づき、7月4日に開催された事務折衝で院生助手の取り扱い
に関する諸規則制定・改定について説明があり、この後の協議事項で取り扱う旨報告された。

 
(4)18年度学院決算の説明(7/1)について

 森田給与対策部副部長より、【資料19-8-4】に基づき、2018年度学院決算について特徴が説明さ
れた。今後は決算説明に対する質問書を提出予定である旨補足された。
 また、橋本委員長より、非常勤講師の雇い止めの問題の件で報告があった。組合としては非常勤
講師の5年雇い止め規則にかねてより反対してきていたが、その考え方は現在でも変わっていないか、
という質問が学院からなされた。組合の考え方は一貫して変わりが無い旨報告したところ、規則の
撤廃が公表された。組合の要求を呑んだということでは無いが、実質的には要求に従ったというこ
とになるという旨の説明がなされた。また、労働協約解約の予告および短大助教問題に対する法人
の見解が示されたことが説明され、この後の協議事項で再度検討する旨補足された。


(5)その他
・教養講座について
 森田副委員長より、2本の教養講座が開催されたことが紹介された。①6月27日:「データに騙され
るな」(講師:社会情報学部稲積氏)②7月12日:「マツコの知らない世界の収録裏話とフラワーアレ
ンジメント」(講師:宗教センター所属職員佐々木氏)。今後も継続開催して行く旨報告があり、参
加を呼びかけるアナウンスがなされた。

 
・安全衛生委員会について
 安藤書記長より、6月20日に委員会が開催され、メンタルヘルス研修と風しん予防接種の議題が
あったことが報告された。




3.協議事項
(1)労働協約解約予告の件

 橋本委員長より、【資料19-8-5】に基づき、3つの労働協約の解約予告に対し組合は今後どのように
対応していくべきか問題提起がなされた。

(意見)要請のようなものは提出するべきだと思う。法律でできることと実際にやるべきことは違い、
    学院内の教職員の不安をいたずらに煽らないよう確認してほしい。手続き的に可能ではある
    ということだが、経緯の丁寧な説明等を学院から求めたい。協約違反の再発防止についても
    何らかの文書で約束を交わすべきではないか。

(意見)懲戒手続きについての確認書の破棄に関しては、規則化による目的達成を解約理由にしてい
    るが、目的達成という解釈も学院と組合では異なるため必ずしも解約とすべきではないとい
    う点は伝えるべきである。また、期末・勤勉手当の一括団体交渉に関する確認書については、
    和解条項や天変地異の想定を理由にしているが、天変地異に関する客観的データを示してほ
    しい。抗議文だけではなく、直ちに撤回を求めるべきである。

 上記の意見を含め、組合としての抗議および撤回を要求する文書を速やかに堤出することについて
拍手をもって承認された。また、この件は組合員全体の問題として改めて考え直して欲しいと委員長
からも要請があった。

 
(2)年度末手当廃止提案に対する意見聴取の件

 齋藤副委員長より、【資料19-6-6】に基づき、すでに何度か議題にあがっている件であるが、年度
末手当を冬季期末勤勉手当に組み入れたいという提案を受けている旨報告があった。セカンダリー組
合としては、①支給日基準日の変更(3/1→12/1)②「0.32ヵ月」の数字を残す③名称を「年度末手当」
から相応しい名称に変更するという代替案を検討されている旨説明がなされ、大学教職員組合として
もこの代替案で進めていくことが拍手をもって承認された。


(3)諸規則制定、改定に関する意見書の件

 橋本委員長より【資料19-8-7】および報告事項(3)でも説明の通り「院生助手」制度の創設にあ
たり専門職大学院における専門職学位課程に在学する学生が博士前期課程若しくは一貫制博士課程2年
次以前の学生であるにもかかわらず、制度の内容と合致しておらず、制度として不備があるという説
明がなされた。その内容を含め意見書を提出することが拍手をもって承認された。

 
(4)裁量労働制導入に関する提案の取り扱いの件
(5)療養休職制度等の変更提案に関する件

 安藤書記長より(4)裁量労働制導入に関する提案(5)療養休職制度等の変更提案の2件について、
前回の執行委員会以降に立て続けに労働協約解約予告等が行われたため、これらの案件については審議
が進んでいない旨説明がなされ、引き続き支部に対し意見聴取を行っていくことが確認された。

 
(6)学長候補者に対する質問事項の件

 橋本委員長より、【資料19-8-8】に基づき、組合員から大学長候補者の公開討論会開催の要請があり、
前回は組合主催で開催したが、今回は選挙管理委員会に開催を要請し組合が大学学長選挙に関与し影響
を及ぼさないようにしたい考えであることが説明された。また質問事項については三役一任の上で提出
することが拍手をもって承認された。具体的な質問項目については、引き続きご意見等あればお寄せい
ただきたい旨補足された。

(意見)現在の学長は合意形成に関して明確なルールを定めているが、それを継承するつもりか確認し
       てほしい。そのようなルールを守るのか、学校法人教育法に基づいて学長が自由に決められる
       という姿勢でやっていくつもりなのかということは論点になると思うので確認をしてほしい。
 

(7)組合加入希望者、脱退者の件

 安藤書記長より新規加入者1名、組合脱退希望者2名について報告がなされた。

  加入:◎矢崎 之浩氏(経済学部教員支部)
  脱退:◯田中 健氏(本部職員支部)
     ◯宇都野 真紀氏(本部職員支部)

(8)その他
  なし


5.その他

・次回執行委員会のスケジュール

 森田副委員長より、【参考資料】に基づき、次回以降の執行委員会開催スケジュールの案内があった。
(9月25日、10月16日、11月13日)

                                           以 上